ソウルフラワー震災基金報告21〜30
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報告.30(2012年8月11日) |
阪神淡路大震災の際、あまりに辛すぎる悲惨な出来事に時間が止まってしまった人々の心を、「地元の祭り」が、優しく記憶を解いて、今を伝え、未来へ一歩踏み出すことにどれだけの力を発揮したのか、まざまざと目撃した私たちは、以前から「地元の祭り」を支援したいと考えていました。 以下、ミッツ君からの報告文です。 |
先日7月29日、やっと散り散りになったメンバーが一堂に会し、「報告会&BBQ」を行うことが出来ました。会員及び準会員(家族)で総勢47名も集まり、物凄い活気でした。これでも来れなかったメンバーがまだいます。報告会はこれまでに集められた道具を公開し、いろいろな方の支援によってここまで来ることが出来たこと等を報告し、この先の予定やら何やらの話ができました。みんなの笑顔と情熱をみて、益々やる気が出ました。みんな、笑いが大好きなメンバーで、常に大爆笑ですので、早速マイクが役に立ちました!
その時の様子です。→ http://www3.hp-ez.com/hp/omurokagura/page4/bid-156017 本当に有難うございました! ■大室南部神楽保存会HP |
報告.29(2012年7月23日) |
仙台の障がい者プロレス団体『ODAZUNA』(オダズナー)が博多の『FORCE』を招聘して合同で行なった「石巻復興大会」の会場費などをサポートしました。 以下、間に入って調整をしてくれた西村茂樹さんの報告です。 |
『ODAZUNA』は津波で練習場や道具類一式を失い、一時は団体存続の危機に立たされました。しかし、全国のサポーターや各地の障がい者プロレス団体からの温かい支援を受け、昨年9月に「復活・仙台大会」を開催。そこまでの苦難の道程は<NHK Eテレ>で放送され、同放送を通じてその存在を知った伊丹英子が共通の知人を介して『ODAZUNA』所属のレスラー・及川健二郎にコンタクト。支援の用意がある旨を伝え、今回の石巻でのマッチが開催される運びとなりました。
会場はソウルフラワー関連のライヴでもお馴染み、ライヴ・ハウス<ラ・ストラーダ>。客席にマットを敷き詰めてリングを設置し、場内全てがリングサイドと云う臨場感溢れる試合会場となりました。 ■ODAZUNA公式ブログ |
報告.28(2012年7月6日) |
「報告.27」の南三陸さんさカフェさんに引き続き、南相馬の災害FM局「南相馬ひばりエフエム」さんにCDを寄贈しました。CDの注文は、同じく被災されたレコード店、相馬市のモリタ・ミュージックさん、南相馬のタカノ楽器さんにお願いしました。購入CDの選別は、南相馬ひばりエフエムのみなさんによるものです。写真は、南相馬ひばりエフエムの小林由香さんからの手紙です。 ■南相馬ひばりエフエム・ホームページ ■南相馬タカノ楽器・ホームページ ■相馬モリタミュージック・ブログ |
報告.27(2012年7月5日) |
ソウルフラワーみちのく旅団がお世話になっている南三陸町志津川の内田智貴さんが仲間たちと、「被災地に共同食堂を!」というプロジェクトで、南三陸町に「さんさカフェ」をオープンしました。 津波の甚大な被害を受けた南三陸町では、みなさん、家族や家、すべての家財を失い、当然のことながら、音楽を聴くオーディオやCD等も一切なくなりました。そこで、そのオープン記念に、オーディオ・コンポとCDを寄贈することにしました。CDの注文は、同じく被災されたレコード店、相馬市のモリタ・ミュージックさんにお願いしました。購入CDの選別は、南三陸さんさカフェのみなさんによるものです。 以下、さんさカフェの内海明美さんからのメッセージです。 |
この度、ソウル・フラワー・ユニオンさまに「さんさカフェ」のオープンに際してのご理解をいただき、貴基金よりカフェに対してたくさんのご支援を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。貴団体よりご支援いただいた「オーディオ・セットとたくさんのCD」はカフェで毎日活用させていただいております。たくさんのBGMのおかげで、カフェの雰囲気は以前より良くなり、スタッ フもお客様も大変喜んでおります。本当に心より感謝しております。ありがとうございました。ソウルフラワーさんにはその他にも避難所時代から被災地ライブ活動をしていただき、幅広い世代向けにたくさんの歌を届けていただき、被災者の心を癒してもらっております。現在もその音楽支援は続いております。本当にありがたいです。今後とも、末永いお付き合いをしていただけることを現地スタッフは強く熱望しております。宜しくお願い致します。「さんさカフェ」のスタッフを代表いたしまして御礼申し上げます。
(「さんさカフェ」内海明美) ■さんさカフェ・ホームページ ■モリタ・ミュージック・ブログ |
報告.26(2012年6月26日) |
今回の被災地出前ライヴでは、前回に引き続き、演奏後、仮設住宅に住んでいる方々に蒲鉾本舗「高政」の蒲鉾を配りました。 なお、前回に引き続き今回も、交通費・宿泊費・地元の方々との打ち上げ費は、ファン有志数名の方々からいただいた「被災地出前ライヴ活動資金カンパ」を使わせてもらい、大変助かっています。本当にありがとうございます! 今回の「被災地出前ライヴ」は以下三カ所でした。 同行メンバーは、中川敬、奥野真哉、高木克、(以上、ソウル・フラワー・ユニオン)、上野祥法(ロフト・プロジェクト)、西村茂樹(ラウズ)、安部恭毅(インストゥルメント・テクニシャン)、吉田幸弘(『明星』副編集長)、遠藤妙子(音楽ジャーナリスト)、高戸亜子(ソウル・フラワー・スタッフ)、たいせい@taisei36。 現地の調整・コーディネート等は、上野祥法、内田智貴さん、しばたりえさん、ピースボートさんたちが中心になってまとめてくれました。 また、今回から仮設住宅で唄本(歌詞集)を配布、ライヴ中大活躍しましたが、岩崎眞美子さん、犬鏡月さん、しば太さんたちによる制作でした。 その他にも、多くの方々の協力でこの被災地出前ライヴは成り立っています。毎回素晴らしい出逢いに心より感謝です。是非以下のTogetterで、被災地出前ライヴの現場感を感じ取って下さい。みなさん、今回も、本当にありがとうございました! ■Togetter ■Twilog ■カンパしてくれた方々 ■蒲鉾本舗「高政」HP ■ピースボートセンターいしのまき |
報告.25(2012年6月6日) |
定期的に、沖縄の野菜を福島の子供達に送ろう!ということで、「報告.23」に引き続き、南相馬のよつば保育園に、今帰仁のすいか、パッション・フルーツ、とうもろこし、にんじん、季節の野菜、シイークワーサー・ジュースを送りました。 ■よつば保育園ブログ |
報告.24(2012年4月30日) |
宮城県名取市の小学校教員・能勢直子さんの御協力で、宮城県東松島市立浜市小学校にマーチング・キーボード3台を寄贈しました。 浜市小学校は、津波により、家を失ったり、家族を亡くした児童が多く、多くの子どもが仮設住宅暮らしを余儀なくされています。心身に不調を訴え、保健室を利用する子どもがとても多いということです。そんな中、新しいキーボードが届いたことを、とても喜んでくれているそうです。よかったー! 以下、浜市小学校の渡辺孝之先生からのコメントです。 |
東松島市で教員をしていた能勢さんの紹介で、マーチング・キーボード3台をお贈りいただきました。私たちの東松島市立浜市小学校は、鳴瀬川の河口に位置し、東日本大震災で大津波の直撃を受け、校舎1階が水没し、学校は使えなくなりました。4月から隣の小学校の校舎をお借りして授業を行っています。浜市小学校では、5・6年生で鼓笛隊を作り、代々演奏を受け継いできました。鼓笛の楽器は津波の被害を免れたのですが、アコーディオンなど何十年も使用した楽器ばかりで、音が出ないなど老朽化が進み、子どもたちに少しでも良いものを使わせたいと考えていました。皆さんの御厚意で楽器をいただくことができ、子どもたちも大変喜んでいます。3学期になり6年生から4・5年生が引き継ぎ、<校歌>に加えて、<太陽にほえろ>に挑戦しています。難しい楽曲でしたが、一生懸命練習し、3月8日に行った『6年生を送る会』で発表することができました。5月には運動会でも発表します。これからも感謝の気持ちを忘れずに大切に使わせていただきます。ありがとうございました。 |
報告.23(2012年4月17日) |
沖縄の美味しい野菜を被災地へ。 安全で栄養のある沖縄の野菜や果物を、被災地の子供達にお腹いっぱい食べて欲しい!との思いで、FMわいわいの代表・日比野さんに相談していたところ、南相馬災害FMの新妻さんの紹介で、今回、よつば保育園に野菜を送らせてもらうことになりました。 副園長さんから写真が届き、送った食材で作った給食を子供たちがおいしそうに食べている写真を見た時は、ほんと、嬉しかったです! ■よつば保育園ブログ |
報告.22(2012年4月2日) |
甚大な津波被害を受けた南三陸町・志津川にオープンしたレストラン「さんさカフェ」に、沖縄から新鮮野菜を送りました。今後も「野菜大作戦」、どんどん続けていく予定です。 |
報告.21(2012年2月3日) |
今回の被災地出前ライヴでは、演奏後、仮設住宅に住んでいる方々に蒲鉾本舗「高政」の蒲鉾を配りました。 なお、前回に引き続き今回も、交通費・宿泊費は、ファン有志数名の方々からいただいた「被災地出前ライヴ活動資金カンパ」を使わせてもらい、大変助かりました。ありがとうございます。 今回の「被災地出前ライヴ」は以下四カ所でした。 同行メンバーは、中川敬、高木克、(以上、ソウル・フラワー・ユニオン)、リクオ、上野祥法(ロフト・プロジェクト)、安部恭毅(インストゥルメント・テクニシャン)、吉田幸弘(『明星』副編集長)、伊達政保(音楽ジャーナリスト)。 現地の調整等は、上野祥法、内田智貴さん、高橋正樹さん、阿部恵巳さん、阿部純子さん、西村茂樹さん、ピースボート、石巻ラストラーダ御夫妻らが中心になってまとめてくれました。 その他にも、多くの方々の協力でこの被災地出前ライヴは成り立っています。みなさん、今回も、本当にありがとうございました! ■Togetter ■Twilog ■「満月の夕~神戸で生まれた歌を東北の被災地に」(関西テレビ 2/1) ■カンパしてくれた方々 ■蒲鉾本舗「高政」HP |