「ソウルフラワー震災基金」1995~2010年 収支報告
1995年 : 震災基金設立 |
◆基金収入321万9136円 ◆ライヴ収益198万5995円 ◆支出 ◆プール金:416万4131円 この頃は、まだ避難所に負傷した方もたくさんいました。物資も山のように届くところとそうでないところがあり、私が懸念していた「迷惑をかけたくない」と崩れかけた家に住むお年寄りもたくさんいて、ボランティアの人と話し合って、そういう方に直接必要な物を持っていったりもしてもらいました。 |
1996年 |
◆基金収入:147万3358円 ◆支出 ◆プール金:535万2165円 震災1年目、仮設住宅ができたものの、抽選だった事もあり、火事が多かった長田では完全にお年寄りのコミュニティーが破壊され、隣に住んでた人の消 息もわからないという状態でした。そこで作った祭りが「つづら折りの宴 長田神社」でした。このイベントは、モノノケがライヴハウスでもらったギャラとみんなからの寄付で作られたので、この震災基金は使っていません。 |
1997年 |
◆基金収入:84万4242円
◆支出 ◆プール金:609万6407円 |
1998年 |
◆基金収入:177万2436円 ◆支出 ◆プール金:682万6941円 仮設住宅は、住人の繋がりがとてもうまくいっているところと、そうでないところとにはっきり分かれていたように思えました。ひどいところでは12日に1人が孤独死するような状況でした。そういった仮設で、一人暮らしのお年寄りにできるだけ家から出て来てもらうために、モノノケの演奏&炊き出しは有効だったと思います。 |
1999年 |
◆基金収入:25万6285円 ◆支出 ◆プール金:558万3226円 復興住宅の建設が始まり、住んでいる人の顔がますます見えなくなり、お年寄りの孤独死、自殺が頻繁に起りました。「すたあと長田」が始めたお年寄りに向けた配食は、重い鉄のドアを開けてもらうには一番の方法だと思い大支援しました。 |
2000年 |
◆基金収入:25万565円
◆支出 ◆プール金:553万3581円 |
2001年 |
◆基金収入:14万8412円
◆支出 ◆プール金:548万1993円 |
2002年 |
◆基金収入:9万6433円
◆支出 ◆プール金:542万8426円 |
2003年 |
◆基金収入:8万6044円
◆支出 ◆プール金:521万4470円 |
2004年 |
◆基金収入:10万3519円
◆支出 ◆プール金:431万7989円 |
2005年 |
◆基金収入:8万5859円
◆プール金:440万3848円 |
2006年以降 |
◆基金収入:48万5801円
◆支出 ◆2011年3月現在プール金:453万9649円 |