荒木栄の歌が聞こえる

荒木栄の歌が聞こえる

LCDV-71468
DVD / ¥3,800+税
2016年10月20日 発売

1960年、三井三池争議の中で彗星のように現われ数々の歌を遺した荒木栄。
争議終結2年後の62年秋、38歳の若さで夭折する。
しかし、彼の残した「がんばろう」の歌は、今も、様々な闘いの中で歌われているだけでなく、若い世代のソウル・フラワー・モノノケ・サミットなども新たな意匠で歌い継いでいる。
また、70年代のプロテストソングの先駆けの一人となった高石ともやにとって、荒木栄の存在は小さくないという…。
この映画は、荒木栄の生き方を探る若きシンガー・hizukiに寄り添いながら、今だに歌い継がれる「がんばろう」などに込められた我が国の闘う労働者の想いを浮き彫りにしながら、時代と歌のかかわりを追求していく…。
格差社会がますます深刻化する中、明日を切り開くためにこそ、今、人々の心をひとつにする歌の必要性が鋭く問われているのではなかろうか…よみがえれ!! 歌。
「歌は、地位も何もない人たちが持つ、唯一の血を流さない武器です。」
(音楽評論家・作詞家 湯川れい子)
(c)アートヒルズ