世界と僕たちの、未来のためにー森達也対談集
著:森達也
作品社 / ¥1,700+税
2006年1月 発行
硬直化し混迷する現在に、思考停止しない、考える「個」であるために。森達也と31人の、刺激に満ちた25の対話。
<内容目次>
- 綿井健陽「公正・中立って、何だ?」
- 田原総一朗「[NHK番組改変]の気になる“中身”」
- 大澤真幸・長谷正人「われわれは、いまだに〈オウム事件〉の渦中にいる」
- 宮崎学・安田好弘「「麻原断罪」で終わらせるのか」
- 島田裕巳・田丸美寿々「隣の「カルト」とどうつきあうか」
- 北田暁大「メディアに見る現代」
- 土屋敏男(日本テレビプロデューサー)「テレビ的なものと非テレビ的なもの」
- 水道橋博士(浅草キッド)「この時代に、テレビでも見られない映像ってなんだろう」
- 是枝裕和「憲法を撮る。」
- 原一男・矢崎泰久「ドキュメンタリーの地平」
- 宮沢章夫「タブーへの挑戦」
- 伊藤公雄「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しいはずなのに」
- 小室等「温度差があった「WE」を主語にしたフォークの熱」
- 中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)「知識や理屈以前に、その場で出会ってしまった人間に興味を持たざるを得ない」
- 斎藤貴男「支配されたがる人々」
- 松本智量「貧困なるわが想像力を嗤う」
- 岡田幹治「時代を撃つ」
- 鵜飼哲「死刑文化からの抜け道を求めて」
- 菊田幸一「それでも「死刑」に反対する」
- 姜尚中「何が反復されてきたのか」
- 竹熊健太郎「今も終わらない“二〇世紀”」
- 朴慶南・深津真澄「フィクションとしての二大政党制」
- 野中章弘・吉見俊哉「メディアとしてのテレビジョンを問い直す」
- 重松清「メディアはオウム報道の教訓を生かせたのか」
- 鴻上尚史「あなたは「他者を想像する力」を本当に持っていますか」