ソウル・フラワー・ユニオン 解き放つ唄の轍
石田昌隆
ISHIDA MASATAKA
河出書房新社刊 / ¥2,400+税
2014年1月 発行
20年の歴史を刻む、ソウル・フラワー・ユニオン 初のアーティスト評伝!
これまでメンバーのインタヴューや対談を中心とした本が出版されたことがあるが、まとまった通史として書かれたのもとしては初になるアーティスト評伝!
2011年東日本大震災後の被災地出前ライヴ・ツアーのルポルタージュにはじまり、そこからバンド結成当初までさかのぼり、阪神淡路大震災直後のソウル・フラワー・モノノケ・サミットによる慰問演奏や、名曲「満月の夕(ゆうべ)」誕生の経緯。北朝鮮や香港、韓国、東ティモール、フランスなどでの公演などについても。
著者は、フォトグラファーや音楽ジャーナリストとして数多くのミュージシャンと音楽の現場を目撃してきた石田昌隆氏。本作ではカバーや表紙をはじめ、本文中に掲載されているバンドとメンバーの歴史的な写真も手がけている。