雪の朝ロビンのように
雪の朝ロビンのように 新しいマフラー結んで すぐ飛んでゆきたい 昼の太陽が 白い魔法を消し去る前に
つららが光る時計台 空き地もいつもと違うね すぐ君に会いたい 大きな声で 変わらないものは何も変わらないと 早く君に伝えにゆかなきゃ
除雪車の赤いテールランプ 子供達はまだ楽しそうさ
今日僕の眼に同じ世界が 昨日より鮮やかに映る
すぐ君に会いたい 正しく言おう 大切なものは今も大切だと 早く雪をくぐってゆかなきゃ
今日僕の羽に同じ空気が 昨日より少しだけ 少しだけ軽く
雪の朝ロビンのように 新しいマフラー結んで すぐ飛んでゆきたい 大きな声で 変わらないものは何も変わらないと 早く君に伝えにゆかなきゃ 早く君に伝えにゆかなきゃ
何だかまだよく判らない
瞬きするたび 日付けが変わるよ 僕らの時計は少し速すぎて
どこかなにか 物足りない気持ちを 胸に抱えたまま
欲しいと思うよ お金じゃなくてさ 綺麗で確かで 形のないもの
しゃがみ込んで泣きわめいてねだるんだ
君と僕とはまるで違うけど 耳はよく似てるよね 服や帽子は少し違うけど 同じ歌が聴こえる
日が暮れるまでしゃべり続けていよう
君と僕とはまるで違うけど 眼はほんと似てるよね 別の暮らしをしてきているのに 同じ景色 見えているよね 君と僕とはまるで違うから わりといいかもしれないね