6月の『バクテリア・ロック・ツアー』から、一身上の都合で離脱するJIGENに代わり、阿部光一郎がソウル・フラワー・ユニオンに正式加入することになりました。以下、お二方からのメッセージです。
■Jah-Rah・コメント
この度、伊藤孝喜くんの後任としてソウル・フラワー・ユニオンでドラムを叩かせていただくことになりましたJah-Rahでございます。
まずは孝喜くん、大変お疲れさまでした。
私が関西在住のバンドで活動を始めた1993年に、ソウル・フラワー・ユニオン結成、…とにかく凄いバンドという印象しかないです。その時とまったく変わらない中川くんの”まなざし”、尊敬してます。
本当に大好きなメンバーと一緒に素晴らしい音楽が出来ることに感謝しております。 ファンの皆様の期待を膨らませるようなパフォーマンスを目指して頑張りますのでよろしくお願いいたします。
■Jah-Rah/プロフィール
1967年11月30日生まれ。島根県出身。数々のアマチュア・バンドを経て、1994年EASY WALKERSでデビュー。4枚のアルバムと精力的なライヴ活動を行う。1998年バンド脱退後、様々なプロジェクトに参加。2ヶ月に一度ドラマーがメインのイベント『This Is Bottoms』を企画開催。
麗蘭、土屋公平、奥田民生、甲斐よしひろ、甲斐バンド、LOVE PSYCHEDELICO、KEN YOKOYAMA、ROBOTS、ムッシュかまやつ、矢沢永吉 (矢沢組)、ダイアモンドユカイ 、小暮”シャケ”武彦 、The FLARE、ROLLY、ENDS、the ARROWS、榎本くるみ等々のバックで演奏。
■伊藤孝喜・コメント
人生には思いもよらぬ節目というものがあるようで、この度、16年間続けてきたソウル・フラワー・ユニオンでの活動を終えることになりました。故郷に住む、脳梗塞を患っている老いた親の面倒を看るということ、そのための時間を割きたいという僕の一身上の都合によるものなので、大変心苦しく、メンバーやスタッフ、関係各位の皆様にはご心配とご迷惑をお掛けしたことを心よりお詫び申し上げます。そして何より、報告が遅れ、このような場でお伝えすることになり、ファンの皆さんには本当に申し訳なく思っています。心強いのは、Jah-Rahさんという素晴らしいドラマーが加入してくれたことです。多くを語らず、音楽への秘めた情熱の炎を沸々と燃やしているミュージシャン、と僕は受け止めました。ソウル・フラワー・ユニオンの新たなパワーとなってくれることでしょう!
これからの僕はまた違った音楽活動になってゆくかもしれませんが、ドラマーであることには変わりなく、音楽が好きな皆さんに向けて演奏できることを楽しみにしていますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
今後ますます全世界のみんながソウル・フラワー・ユニオンの音楽で踊って歌ってハッピーになるよう祈っています。そして、ファンのみなさん、関わってくださったすべての方々、そしてメンバーに対して心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
(2017年2月)