date |
2005/03/25(金) |
title |
Korea-Japan Road Club Festival 2005 |
place |
韓国ソウル、ホンデ(弘大)地区 |
members |
rs ソウル・フラワー・ユニオン(中川=VO,G,三線、奥野=Key、河村=G、コーキ=Dr、ジゲン=B、中西智子=チンドン太鼓) |
setlist |
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2005/3/25
韓国ソウル・ホンデ
野外特設テント
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1 エエジャナイカ
2 風の市
3 極東戦線異状なし!?
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4 満月の夕
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5 海行かば 山行かば 踊るかばね
6 うたは自由をめざす!〜アリラン
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2005/3/25
韓国ソウル・ホンデ
FREEBIRD
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1 エエジャナイカ
2 極東戦線異状なし!?
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3 平和に生きる権利
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4 インターナショナル
5 荒れ地にて
6 風の市
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7 満月の夕
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8 海行かば 山行かば 踊るかばね
9 うたは自由をめざす!
10 アリラン
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SOUL FLOWER UNION in SEOUL
文:孝喜(ソウル・フラワー・ユニオン)
■ 3月24(木)
成田から飛び立ち韓国・仁川空港に着くと、さぶっ!空気が肌に痛いのだ。ちぢこまりながらオレたちはバスでソウル市内へ向かい、宿のソギョホテルに到着した。「何はともあれ孝喜、旨いもん喰わせろ!」というリクエストにお応えし、早速御一行様を弘大(ホンデ)にあるなじみのカルビ屋へ案内する。カルビ、石焼きご飯、キムチ、チゲなどを喰いまくり、ビールとチュクトンジュ(竹筒酒、口当たり良い白ワイン風)で喉を潤す快感!間もなく皆「ニンニクの大量摂取人間」と化す。とにかく韓国ニンニクは絶品だからね。で、2次会は隣の民俗酒場「サヌリム」へ。カムジャジョン(ジャガイモのチヂミ)を肴にマッコリがすすむのなんのって!御一行様もご満悦の夜でした。
■3月25日(金)
昼過ぎにロビーに集合し、まずは「フリーバード」でリハーサルうにゃぁ〜、なかなか音が決まらない!……てなうちにタイムリミット、慌てて最初の会場・特設テントに移動する。準備万端整えて、ようやく食事にありついた。腹が減っちゃね!餅とギョーザのスープ、韓国風ジャージャー麺、冷麺などでエネルギー補給し、20時35分、SFUのテントステージはスタートした。会場は満杯の大盛り上がり。汗と歓声。音楽は色んな垣根を取っ払ってくれる。うれしぃ!中川氏の声も伸びやかに(笑)全6曲アッという間に終了した。息つく間もなく「フリーバード」に舞い戻って全9曲、ここでも踊る人間続出の大盛り上がり。たのしい!両会場でオレはちょっとだけハングルでMCし、中川氏も片言ハングルでフレンドリーに(笑)語りかけたのが幸いしたのかっ!?打ち上げは近所のソピョスルグク(牛骨鍋)屋でビール&マッコリを呑みまくる。コチュジャンの土産までついて1人約1000円よ、安っ!店のアジュマ(おばちゃん)、ありがとーっ!
■3月26日(土)
天気も良いので、河村、JIGEN、中西、孝喜、ほかスタッフと連れだって隣駅の新村(シンンチョン)まで仲良くお散歩する。オレの行きつけのレコード店「ヒョンウマクサ」を覗いたあと現代デパートの地下食品売場に案内すると、みんな一斉にお土産を買い漁り始める。その後、ソウルでもはびこりだした某コーヒーチェーン店で一休みして、帰りは歩き疲れたので地下鉄に乗ってホテルへ戻った。地下鉄は安いよーっ、900ウォン(約90円)かなりのエリアに行けるよーっ。19時、改めて今回のイベント主催者の打ち上げが始まった。サムギョプサル(豚の焼肉)をガツガツ喰いながら、それをビールとマッコリで流し込む。奥野氏は楽しそうに肉をハサミで切っていた。22時、河村、ジゲン、中西を韓国ロック酒場「ゴプチャンチョンゴル」へ連れ込む。トゥブキムチ(豆腐&キムチ)、ケランマリ(韓国風卵焼き)を注文し、またもマッコリを浴びるオレたち。何故こんなに飲めるのか.....。
■3月27日(日)
朝早い飛行機で、アルコールの残る体を引きずりながらSFU御一行様は無事帰国した。ライブに来てくれたお客さん、関わってくれた人々、そしてバンドのメンバー、それぞれにハッピーな何かを持ち帰ってくれただろうか……。「シジャキ パニダ」韓国のことわざで、始まりが良ければ半分成り立ったも同じという意味である。つまり、まずは始めること、とりかかるが大事なのだ。頭で考えていてもたかがしれてる。体ごと飛び込んでみると色んな事が見えてくる。そんなことを改めて感じさせてくれた日々だった。……で、折角なんで、オレはそのあと更に1週間大好きなソウルに単独滞在してしまったのでしたーーー。おしまい。
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